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SEMBAサロン

【SEMBAサロン vol.101】 「変わりたい心を形にするリノベーション – 建築デザイナーは何を悩むか -」福田由利氏

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大阪デザインセンターでは、金曜日夕刻に自由参加のサロンを開催しています。
今回のスピーカーは、アトリエ・ドゥ・フクダ代表で一級建築士の福田由利さんです。
自然災害などの際、テレビに人々が呆然と立ちすくむ映像が映し出される度、生活空間を設計するものとして何ができるかいつも考えさせられるという福田さん。
課題は大きく分けると社会的課題と個人的課題があり、その狭間にリアルな恣意的な生活空間を形にするには、デザイナーは何を選択するかが重要になってきます。時・場所を選ばない自然災害に対する安全、少子高齢化に伴う全国的空き家問題、地球規模の異常気象の原因となる温暖化対策としての省エネ対策、その上建築技術者不足等々の社会的課題。政府は法律やガイドラインなど策定し対応しています。

一方、個人的課題は多種多様であり、求められるのが低コストで安全な空間。急速な社会変動に対応する設備の充実。デザイン性への願望。この2つの課題の狭間でリアルな世界に住環境を提示するデザイナーは課題解決に近づくために何ができるか悩んでいます。今回のサロンでは、そんな苦闘の痕跡をお話しいただきます。
ご関心のある方は、どなたでもお気軽にご参加ください。

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スピーカー:
福田 由利(ふくだ ゆり)氏 (一級建築士事務所アトリエ・ドゥ・フクダ 代表)

大阪市立大学住居学科卒 一級建築士。大成建設設計部、安藤忠雄建築研究所を経て1980年独立。個人住宅を中心に設計活動や、講演・講師活動を行う。2003 テレビ朝日 大改造「劇的ビフォーアフター」出演。大阪府建築士会 耐震委員会、インスペクション委員会に所属。有資格 既存住宅状況調査技術者、木造住宅耐震診断員、省エネ診断講習受講

アトリエ・ドゥ・フクダの3 つの指針
1. 木を多用したダイナミックな空間創出
2. 空間のリノべーションと耐震補強、バリアフリー、省エネによる温熱環境など空間のバージョンアップ
3. インスペクション(建物劣化調査)木造耐震診断で既存建築物の現状能力を調査

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