Osaka Art & Design 2025 (大阪アート&デザイン 2025)
アートイベント デザイン開催日時
2025年6月10日(火)〜6月24日(火)9:30〜18:00 ※土・日休館

梅田・中之島から心斎橋・なんば、そして阿倍野まで、大阪の主要エリアを縦断。アートとデザインが街を彩る4週間、大阪デザインセンター会場は6月10日(火)スタート
大阪の街を巡りながらアートやデザインに出会う周遊型エリアイベント「Osaka Art & Design 2025」。3回目となる今年は、5月28日(水)~6月24日(火)の4週間にわたって開催します。
大阪デザインセンターも「OSAKA DESIGN CENTER GALLERY 2025」会場として、6月10日(火)〜6月24日(火)まで参加いたします。
大阪の主要エリアの、約60か所のギャラリーやショップ、商業施設などを舞台に、気鋭のクリエイターによる多彩な作品が登場。美術館を巡るようにアートや家具、ファッションなどを鑑賞し、本当に気に入ったものを購入できるチャンスもあります。大阪で過去最大級のアート&デザインの祭典を、ぜひお楽しみください。
「Osaka Art & Design」(以下、OAD)は2023年にスタート。2024年は70組の出展者、582名のアーティストやデザイナーが参加し、43万人を超える来場者でにぎわいました。今年は、より多くの賛同を得て、主催への参画団体も増え、スケールアップしての開催となります。
大阪・関西万博を契機に、世界中から人々が集まり交わるであろう大阪の地で、アートとデザインの新たな時代の始まりを感じてください。
☆OSAKA DESIGN CENTER GALLERY 2025 会場 出展者
賀來 寿史 / Hisashi Kaku

<作品名: Y.A.O Standard Chair>
「工場のまち」八尾、日々のモノづくりで磨かれたアルチザンの技能(技術×知識×経験)をデザインで家具に昇華する「丸一木工所」発信の家具ブランド「Yao Artisan & Design Mobilier Original」のスタンダードチェア。
木工家具のアルチザン「丸一木工所」谷本裕と金属加工のアルチザン「CHROMES」長澤孝典
木と鉄のケミストリとミニマルデザインの融合。
<Profile>
「木工で壁を超える」を信条に日々、様々な活動で走り回っている。
( 人 + コト ) × ( モノ + 木 ) http://www.kinokoubou.com/
木工家のお仕事紹介 https://www.instagram.com/kakuwoodwork/

賀川 剣史 / Takeshi Kagawa

<作品名:EXIT FLOOR>
<Profile>
1966年大阪生まれ。大阪芸術大学付属大阪美術専門学校卒業。以降、グラフィックデザイナーとして制作会社勤務。主に大手企業の店頭販促・販売促進・ブランドデザインの構築などを手がける。2013年 賀川グラフィックデザイン事務所を設立。以後、エリアを神戸市内中心に地域のグラフィックデザイナーとして経営者に寄り添ったデザイン制作を展開。

若林 久未来 / Kumiko Wakabayashi

<作品名:KOUNRYUSUI -行雲流水・流れるままに(墨流しを用いて)>
空を行く雲と流れる水。物事に執着せず、淡々として自然の成り行きに任せこだわり過ぎずに進めば、きっと新しい何かが見えてくるのではないだろうか。
日本に9世紀頃から伝わっている伝統芸術の「墨流し」を日本の墨、和紙、漆刷毛、金泥・銀泥を用い、古典写真技法のヴァンダイクブラウンプリント・サイアノタイプにて表現した。9世紀の伝統技術を19世紀の写真技術を用い21世紀の新しい古典写真技法「Classical photograph®」で再現した。
作品を通じて「過去」と「未来」の架け橋になれば幸いである
<Profile>
2011年 大阪芸術大学写真学科卒業
2024年 京都芸術大学大学院芸術研究科芸術専攻在学中
2021年から、古典写真技法作家と共に「Classical photograph®の魅力」展を主催し国内外で開催。古典写真技法の普及と伝承に尽力するとともに「古くて新しい創造」に出会う感動を一人でも多くの方に伝えていきたいと思い活動中。

黒田 弥生 / Yayoi Kuroda

<作品名:知育玩具「nocilis®」>
くるっとかえすと「家が木に」くにゅっとおさえると「鳥」に。触覚から子どもの感性をはぐくむシリコーンブロック。
「子どもの感性をはぐくみたい!」という思いから生まれたこの商品は、子どもの想像力と創造力をはぐくみ、親子での遊びを通じて、笑顔と発見をお届けします。手指のトレーニングにもつながります。特許取得。大阪製ブランド認定商品。グッドデザイン賞、IFプロダクトデザイン賞など受賞。
<Profile>
有限会社アイ・シー・アイデザイン研究所 プロダクトデザイナー
想いが伝わる、想いを伝えるデザインをコンセプトに活動しています。生活雑貨やインテリア小物、家電、産業機器などのプロダクトデザインを中心に、商品開発ディレクションや販売支援まで様々なデザインをおこなっています。自社でつくったおもちゃなどの企画、販売も。
子どもとあそぶこと、おもちゃをつくることが好き。子ども向けワークショップなどもおこなっています。

杉山 歩 / Ayumi Sugiyama

<作品名:impermanence 008>
花を生けるように、一本一本の線や色と向き合いながら、見えない“流れ”を形にしています。
目に見えるものと見えないものが交差する感覚と移ろい。
光や風、植物の命、自然が織りなす音、すべてが響き合いながら流れ続ける。
一瞬一瞬が重なり合い変化し続ける中で、今しか感じられない神秘性を描いた作品です。
<Profile>
植物とのコミュニケーションで感じ取る世界観や季節の移ろい、華道での花を生ける感覚を用いた独自の表現方法で日記のように描き続けている。
2018年より一葉式いけ花第四代家元粕谷尚弘に師事。
2023年に同流派、認定教授 免状を取得。
近年では、油彩画といけばなインスタレーションを融合させた作品展示、発表をする他、舞台挿花などのパフォーマンス、10メートルを超える壁画制作やアパレルブランドとのアートワークコラボレーション等幅広く活動している。

共和鋼業株式会社

<作品名:FOOP LOOP>
通常はフェンスの用途で使用されるひし形金網。その構造は線同士が独立して絡み合い構成されているため、安定した金属素材でありながら他に類を見ない特性を宿しています。今回の展示品は、空間を彩るマテリアルユニットとして、ひし形金網を再構築した作品です。照明や異素材と組み合わせることにより、固有の光沢を放ち、軽さや柔らかさ、強さを同時に感じられる美しい素材として表現領域を拡張していきます。
<Profile>
共和鋼業株式会社 代表取締役 森永 耕治
昭和43年の創業のひし形金網専門メーカー共和鋼業株式会社の代表取締役。フェンスや落石防止など主に人々の安心安全を守るために使用されてきたひし形金網は強くてしなやか、また線種や網目の大きさといった組み合わせは多岐にわたり、可能性はまさに無限大。「ひし形を編み、心地よい毎日をつくる」をビジョンに掲げ、10mm という細かい網目や非常に硬い高強度な金網をつくる技術力を活用しながら、新しい可能性をカタチにして発信し続けている。そのビジョンや取り組みに共感いただける方と共に今後も「心地よい毎日」をつくっていきます。

16build 代表/デザイナー 三宅 真⼈
空間デザイン事務所 16build 代表。空間デザイナーとして、 商環境及び展示空間の設計に携わる。
素材の機能や特徴を分析しながら、新しい形でのアウトプット構築を心がけている。

生駒 達也 / Tatsuya Ikoma

<作品名:OSAKA LOVE UNIFORM>
大阪をホームタウンとする“架空”のスポーツチームが誕生?!
それは、大阪の街を愛する人たちや大阪の街を盛り上げたい人たちがひとつになれる謎のチーム。
大阪らしさを踏まえながら、そのチームのユニフォームをつくりました。
サッカーや野球などでファンが同じユニフォームを着て応援するように、これは大阪の街を応援するサポーターたちのユニフォームです。
<Profile>
サッカーのJリーグチーム「奈良クラブ」のユニフォームデザインを2022年シーズンから担当。また、バスケットボール3×3のチーム「Nara Great Buddhers」のユニフォームもデザインしています。普段は、広告や販促を企画・制作しているクリエイティブディレクター兼コピーライター。様々な企業・団体のマーケティング活動のお手伝いをしています。2025年4月からは大阪産業創造館の経営サポーターとしても活動。

会場空間デザイン 山口 暁 / Akira Yamaguchi
「触れたくなる建築を もっと世界に」 建築設計にとどまらず、空間演出やアート作品の制作にも取り組み、創作の領域を横断して活動している。「触れたくなる建築」を表現の根幹とし、その場所や人々との関係性を丁寧に読み取り、素材や空間の質、光の繊細な扱いを通じて、五感に響く空間の創出を目指している。この度のODC展示会場では、空間の連続性に配慮しつつ、ゆるやかに領域を区切ることで、7組の出展者それぞれの場を静かにかたちづくっている。
<Profile>
建築家 / 愛媛県出身
2007 大学院修士課程 修了
2007 活動拠点を英国ロンドンへ移す
2010 University of East London 大学院課程
Diploma in Architectural Design 修了
2011 Threefold Architects 勤務 (英国,ロンドン)
2011-2016 Carmody Groarke 勤務 (英国,ロンドン)
2016- 山口 暁 建築研究所 – akira yamaguchi studio

開催日時
2025年6月10日(火)〜6月24日(火)9:30〜18:00 ※土・日休館
会場
大阪デザインセンター セミナールーム
船場センタービル2号館1階北通り
大阪メトロ中央線「堺筋本町駅」①③番出口方面 東改札すぐ
大阪市中央区船場中央1-3-2-101
参加費
無料
お問い合わせ
一般財団法人 大阪デザインセンター odc@osakadc.jp