news

お知らせ

取材記事
(株)アシックス
知的財産部
部長
齊藤浩二氏
『ブランドこそ究極の知的財産であり、しっかりと保護するべし』

7月27日の大阪工業大学知的財産学部様と大阪デザインセンター共催の「プロダクトデザインと知的財産戦略。」セミナーにご登壇いただく、株式会社アシックス知的財産部の齊藤浩二部長にお話を伺ってきましたので、ご報告させていただきます。
 
20180702_asics_saitoukouji.jpg「最近、知的財産権という言葉が、TVドラマ含め色々な機会を通して大衆に触れるようになり、世間への関心の広がりを感じています。
アシックスの知的財産部では、デザイン部門と連携して、デザインの創作現場において知的財産権の意識を持って、即ち、①他者権利を侵害せず、②権利化しやすく、③牽制力のあるものを創作できるよう、外部専門家からのご指導も頂きながら、創作現場への働きかけに取り組んでおります。
また、当社知的財産部のブランド保護チームでは、商標権や意匠権などの知的財産権を活用した模倣品対策によるブランド保護に取り組んでおります。最近では特定の地域における巧妙かつ大胆な模倣行為に苦慮しております。その実情に鑑み、国をあげて知的財産権保護の強化に積極的に取り組む傾向も見受けられるようになってきました。このように、今後、グローバルで知的財産権保護の意識が一層向上すると、権利行使する側のみならず、権利行使される側の立場を含めた様々な戦略的取り組みも益々必要となってきます。」
ブランド=究極の知的財産とおっしゃる齊藤部長。グローバルで技術力は高く評価されていても、ブランド評価としては決して高くない日本企業の実情の改善策を模索される等、俯瞰的に知的財産権に関する活動に取り組んでおられます。当日はどうぞよろしくお願いします。

PAGE TOP