news

お知らせ

【セミナーレポート】知財セミナー「知的財産権制度との賢い付き合いかた」

2018年1月19日(金)午後、大阪工業大学梅田キャンパス OIT梅田タワーのセミナー室にて、3人の知財のプロ(特許庁・企業・デザイナー)に、それぞれの立場から事例を交えながら、知的財産権制度を活用した実践的な取り組みについてご教授頂きました。
当初36名の定員に対し、70名を超えるお申込みがあったため、急遽会場を変更しての開催となり「知財とデザイン」への関心の高さがよく伺える結果となりました。
当日は特許庁意匠課班長の藤澤崇彦氏、文具メーカーのセキセイ株式会社 岡田充弘氏、デザイナーのRISE.DESIGN 清水隆之氏にそれぞれ講演頂き、続いて3者の視点から知財活用の本質に迫るパネルディスカッション、最後に質疑応答までのプログラムで実施しました。
藤澤氏には「意匠制度活用ガイド」を元に各社の事例や海外での意匠権の現状など、総合的な知的財産についてお話頂き、岡田氏にはメーカーの立場からコスト削減にもつながる自社・外注依頼の際の比較について具体的にお話し頂きました。清水氏にはデザイナーの立場から、デザイナーが顧客に対して事前に調査しておくべきこと、商標や不正競争防止法を含めて実体験を元にお話し頂き、3者それぞれ非常に内容の濃い講演となりました。
20180119_tizai_report.jpg
パネルディスカッションでは、知財管理技能士資格や海外との関わり方について話題となり、質疑応答では、講義からは得られなかった情報事例もありました。
このセミナーが少しでも多くの受講者の方々の参考になれば幸いです。
 
【日 時】2018年1月19日(金) 14:00~17:00
【会 場】大阪工業大学梅田キャンパス OIT梅田タワー セミナー室
【参加人数】72名

PAGE TOP