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フランス出張レポート2015
vol.1

<メゾン・エ・オブジェのこと>
「メゾン・エ・オブジェ(MAISON & OBJET)」は、毎年、1月と9月に、パリの郊外、CDG空港の隣の駅の大規模見本市会場で開催されています。
世界的に有名な展示会としては、フランクフルトのアンビアンテ、ミラノサローネ、ニューヨークナウなどがありますが、「最新のデザイン商品が見られる」という点では、「メゾン・エ・オブジェ」が一番かと思います。
ジャンルは、ホームグッズ、テキスタイル、キッチン周り、インテリア、クラフト、などに分かれ、全体で、24万㎡、出展3,318社の巨大な展示会です。
今回は、9月4日から8日まで開催されました。
日本からも、44社の出展がありました。単年度補助金の関係で、冬に出展する企業が多いようです。
中でも、有田焼創業400年事業「ARITA 400 projects」の展示ブースは、全会場の中でも、ひときわハイセンスなグループ展示で目を引きました。展示品一つ一つのレベルの高さと、展示ブースの世界観の見せ方など、著名なプロデューサーの下、極めて周到な準備がなされていました。
会場内、各ブースは、大小様々、見せ方も様々でしたが、最小ロットでは、モノが置いてあるだけになってしまいます。その商品を使っている状況を展示しているブースは、分かりやすいです。日本の商品も十分に勝負できると思いました。
大阪から出展している、インテリア雑貨のIDEACO、木製子ども玩具のKukkia、両社は、すっかりなじんでいる感じでした。ギフト・ラッピング資材のHEADS社は、初出展ですが、分かりやすく、商談もされていました。
ごった返すというのではなく、「世界中から、プロのバイヤーは必ず見に行く」と言われる雰囲気があり、買い付け、ビジネスの現場、と言う感じです。
出展の為には、手間と経費が相当かかりますが、何をどう、訴えるのか、すぐに条件交渉ができる準備を整えれば、ビジネスチャンスは確かにあります。  
(報告者:大阪デザインセンター 吉原康文)
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☆引き続き、出張レポートを公開します。お楽しみに!☆
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