news

お知らせ

パリ市へ派遣の石山氏、現地にて展覧会を開催予定 ~Kawaii Zakka展覧会 – カワイイとカワイクナイの間~

2012年1月5日(木)~14日(木)、パリにて「Kawaii Zakka展覧会」が、インテリアデザイナーの石山暁氏[(株)タピエ所属]によって開催されます。
石山氏は、10月より当センターの実施する「大阪市・パリ市人材交流事業」の派遣者としてパリにて活動中です。

期間中パリにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
また、もしパリにいらっしゃるご友人やお知り合いの方がおられましたら、ご紹介ください。

ギャラリー所在地 Maison des Initiatives Etudientes
50 Rue des Tournelles, 75003 Paris
Chemin Vert駅下車(地下鉄8番線)徒歩5分
会期 2012年1月5日(木)~14日(土)
月/14時~18時半、火~土/10時~18時半オープン
(日曜定休)
オープニングパーティー(作家1名在廊) 1月5日(木)18時~20時
クロージングパーティー(作家5名在廊) 1月14日(土)16時~18時
展覧会出品作家(9名) AZUSA IIO
IRIIRI
Subikiawa食器店
Tambourine of the Pole Star
ツタイミカ
ハタノワタル
PANTALOON / Tomoko SODA
fresco
夜長堂
展覧会詳細 http://paristapie.wordpress.com/
後援 アトリエドパリ(パリ市):http://www.ateliersdeparis.com/
大阪市パリ事務所(大阪市):http://www.osaka.fr
財団法人大阪デザインセンター:http://www.osakadc.jp/
de sign de >:http://designde.jp/
株式会社タピエ:http://www.tapie.jp/
展覧会コンセプト

日本の文化は、言語よりも「気配」や「間」など、言葉の存在しない感性が大きな割合を占めます。慈しみ・愛らしさ・あどけなさ・不器用さ…など、「不完全なもの」に対する親近感から生まれる、言葉では表現しきれない多様な感情。
これを日本の女の子たちは、「カワイイ」というシンプルな一言に内包し、その絶対的主観を他者と共有しています。
それは学術的な分析をすればするほどに減退していくような、本能的・直感的な感動です。

「カワイイ」の対極に位置する「カワイクナイ」は、「完全なもの」、例えば絶対的なリアリズムが持つ一種のグロテスクさや、権威的で揺るぎのない構造を表現する言葉です。
しかし、それをほんのわずかに崩すことにより生まれる「ゆるみ」の中に、突如として、ユーモアを伴った「カワイイ」が立ち現れます。
その「ゆるみ」具合こそが、各作家の個性が最大限に発揮される、バランス感覚と表現力です。

共に「私」という絶対的主観を伴う「カワイイ」と「カワイクナイ」。
あなたはどこにその境界と均衡を見い出しますか?
本展の全作品を通じて、「カワイイ」を言葉ではなく感動で共有できれば、これ以上幸せな事はありません。

本展開催までの経緯はこちら http://www.tapie.jp/news/image/paris_osaka_project.pdf
http://tapieparis.wordpress.com/
PAGE TOP