創立65周年のご挨拶
一般財団法人大阪デザインセンターは、2025年10月をもちまして、創立65周年という大きな節目を迎えることができました。これもひとえに、長年にわたり当センターの活動を支えてくださった関係機関、会員の皆様、企業・団体の皆様、そして多くのデザイン関係者の温かいご理解とご協力の賜物であり、心より深く感謝申し上げます。
大阪デザインセンターは1960年の設立以来、大阪の地に根ざし、産業とデザインをつなぐ拠点として歩みを重ねてまいりました。2014年には一般財団法人へと移行し、時代の変化の中にあっても「大阪からデザインセンターの灯を消さない」という強い想いのもと、日々の活動を積み重ねております。
現在、当センターは持続可能な運営体制の確立に向け、さまざまな課題に直面しております。決して平坦な道のりではありませんが、役職員一同、そして会員の皆様と力を合わせ、一つひとつ着実に乗り越えていく所存です。
その一環として、近年は新たな事業の構築とともに、組織としてのガバナンス体制の整備にも力を注いでおります。特に、デザインの力を経営に活かす「デザイン経営」を実装できる人材を社会に送り出すことを目的に、「デザイン経営パートナー認定制度」を創設いたしました。本制度では、デザイン経営の支援者を育成し、実際に中堅・中小企業の現場に寄り添いながら支援を行っていくことを目指しています。現在は第2期生が、座学と実践を組み合わせた講義に真摯に取り組んでおり、次代を担う新たな担い手として大きな期待を寄せております。
65年の歩みを礎に、これからの大阪デザインセンターは、社会や産業の変化に柔軟に対応しながら、デザインの価値をより広く、より深く社会に届け、豊かな社会づくりに貢献してまいります。
今後とも、皆様の変わらぬご支援、ご指導を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
一般財団法人大阪デザインセンター
理事長 石原俊彦