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デザイン交流

【見学会レポート】
ヤマトグループ「関西ゲートウェイ」 ~物流デザイン最前線~

ヤマトグループが昨年稼働させた最新鋭の物流拠点「関西ゲートウェイ」を見学いたしました。

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デザインは、「生産」と「消費」の部分に焦点が当てられることが多いですが、モノづくりと売りづくりの重要なパイプである「物流」の現場にも、最新の仕分け・搬送機器による自動化などその仕組みに高度なシステムのデザインが導入され、新しい価値を提供しています。

今回は、先方の「見学コース」で、まず1976年に開始された宅急便の歴史から現在について、顧客視点での「スキー宅急便」「クール宅急便」など社会に役立つサービスやネットワークの広がり方をユニークな展示ディスプレイや映像資料で改めて確認することができました。

その後、実際の物流現場ということで、「見学者コリドー」における最新鋭の仕分け・搬送機器「クロスベルトソータ」での瞬間に荷物を的確に仕分けて運んでいくシステムを見学。1時間に48000個の荷物を仕分けることが可能とのことで、黒い長方形の板(セル)1枚に1つの荷物が載る仕組みで、全部で1120枚、全長900m、時速9.7kmのスピードでどんどん運ばれていきます。

また、付加価値機能サービスもされていて、家電修理、医療機器洗浄、オンデマンド印刷パソコン初期設定、通関業務と、ヤマトグループでの新しい事業の取組み・展開も説明いただき、最後に、見学者ホールでの簡単なピッキング体験もさせていただき、立体的な見学コースの構成でした。

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物流ターミナルの一部分の見学ではありましたが、ますますの業務向上に力を注ぐ物流の「今」を学ぶことができました。
※施設内部は写真撮影不可となっております。

【日 時】2018年10月5日(金)16:10~17:30
【見学先】ヤマトグループ「関西ゲートウェイ」(茨木市松下町3-1)
http://www.yamato-hd.co.jp/gateway/visitortour.html
【参加人数】14名

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