International Design Competition Osaka 2005 English
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テーマ設定背景

設定背景
20世紀の工業化社会は、我々に物質的な恩恵をもたらした反面、エネルギーの過剰消費や地球環境を脅かす様々な問題を引き起こしています。さらに、我々の生活を支えてきた社会システムや技術システムのほころび、頻発する災害や異常気象、地球規模となった生態環境問題等、安全で安寧であるべき人々の「生活の場」が不安で不安定なものになってきています。特に、人々の生活の基盤であるエネルギーは、緊急かつ最大の今日的・社会的課題となっており、経済活動で使用される資源エネルギーは出来るだけ少なく、かつ循環型に使用し、持続可能な社会や生活環境をいかにつくり出すかに知恵と工夫が求められています。この面で、今こそデザインの役割が問われており、持続可能な楽しい生活を実現するための提案とその実現に向けた行動を起こさねばならない時期であります。
環境エネルギー問題において最大の課題は、地球温暖化防止の問題であり、このための技術開発とコスト低減の実現に向けて多くの取組みがなされています。しかし、このような技術やシステム導入だけで地球温暖化対策を全て解決できうるものではなく、究極的には一人ひとりの努力や人々の協働にともなう意識改革が必要となります。最近、日本語の※「もったいない」を環境保護の合言葉として紹介したノーベル平和賞受賞者でケニア環境副大臣ワンガリ・マータイ氏の国連演説が話題になりました。また、エネルギーは「気」=Spiritに通じ、エネルギー問題は人々の生活における衣食住のあらゆる行為と意識に密接に関係しています。
※ワンガリ・マータイ氏は国連演説で、日本語の「もったいない」を消費削減(Reduce)、再利用(Reuse)、資源再利用(Recycle)、修理(Repair)の4つの意味を示す言葉として訴求した。
これらの背景をもとに、人々の負担や負荷を軽減し、楽しく前向きに係わることができる 「E N E R G Y」に対するデザイン提案を募るテーマとしました。
新たな光源や熱源等の技術開発やそのコスト低下を活用し、「エコロジカルデザイン」や「ユニバーサルデザイン」の考え方や手法を踏まえつつ、物質的豊かさから安心で快適な生活の豊かさの実現に結びつくデザイン提案を期待します。
なお、デザイン提案の産業界での活用促進と、ビジネスマッチングの効率的な推進を図るため具体的な3つのサブテーマを設定しました。

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